問1~2、問4に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。
大阪 職業訓練 短期過程試験問題 数学-問1
大阪 職業訓練 短期過程試験問題 数学-問2
大阪 職業訓練 短期過程試験問題 数学-問4
y=x²/4上の2点A、Bのx座標をそれぞれ-2、4とする。2点A、Bを通る直線ℓのx軸、y軸との交点をそれぞれC、Dとする。以下の問いにア~オから選んで答えなさい。
[問題1] 直線ℓの式を求めなさい。
[解答群]
ア y=x+1 イ y=x+2 ウ y=x/2+1 エ y=x/2+2 オ y=2x+1
[問題2] 三角形 OAB の面積を求めなさい。
[解答群]
ア 4 イ 6 ウ 8 エ 10 オ 12
解答と解説
試験問題1の解答:エ
点Aの座標を求める
点Aのx座標は-2と分かっているので、放物線の式にこの値を代入するとy座標が求まります。
y=x²/4
=4/4
=1
点Aの座標(-2,1)
点Bの座標を求める
点Bのx座標は4と分かっているので、放物線の式にこの値を代入するとy座標が求まります。
y=x²/4
=16/4
=4
点Bの座標(4,4)
直線ℓの式を求める
直線ℓの傾きをa、y軸との交点のy座標をbとした場合、直線は次の式で表すことができます。
y=ax+b
この直線は点A、点Bを通るので上記の式にそれぞれの値を代入してaとbの値を求めていきます。
点Aの座標(-2,1)を代入
1=-2a+b ・・・(1)
点Bの座標(4,4)を代入
4=4a+b ・・・(2)
(2)-(1)をするとaの値が求まります。
4=4a+b ・・・(2)
1=-2a+b ・・・(1)
——————-
3=6a
a=1/2
aの値がわかったので、これを(1)もしくは(2)に代入し、bの値も求めます。
1=-2a+b ・・・(1)
1=-2×1/2+b
1=-1+b
b=2
よって、直線ℓの式は次の通り。
y=x/2+2
試験問題2の解答:イ
三角形OABの面積は三角形OADと三角形OBDの2つに分けて考える。
三角形OADの面積を求める
点Dの座標は問題1の直線ℓの式より、(0,2)だとわかります。よって、底辺をODとした場合、その長さは2となります。高さは点Aのx座標になるので2。x座標は-2だが、距離(高さ)として扱うので絶対値の2として考える。よって、三角形OADの面積は次の通り。
面積=2x2÷2=2
三角形OBDの面積を求める
底辺は三角形OADと同じODとして考えます。よって、その長さは2。高さは点Bのx座標になるので4。よって、三角形OBDの面積は次の通り。
面積=2x4÷2=4
三角形OABの面積を求める
△OAB面積=△OAD面積+△OBD面積
△OAB面積=2+4=6
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