平成25年度に沖縄県で実施された職業訓練の選考試験で出題された試験問題と、その解答と解説です。 本ページでは数学問題の設問【1】のみ記載しています。数学問題の設問【2】~【4】に関しては、次のページを参照してください。
沖縄 職業訓練 平成25年度 試験問題と解答 問題【2】
沖縄 職業訓練 平成25年度 試験問題と解答 問題【3】
沖縄 職業訓練 平成25年度 試験問題と解答 問題【4】
具志川職業能力開発校、浦添職業能力開発校 共通
【1】次の計算をしなさい。
[問題1] 78+135=
[問題2] 2×(-4)+(-5)×3=
[問題3] 5-9/25÷(-2/5)=
[問題4] 5×(-3²)+(-4)×(-2)²=
[問題5] 8-{6-(-2×3)}=
[問題6] 4a⁵÷a²÷2a=
[問題7] 4(3X-Y)-5(-X+2Y)=
[問題8] (2a-b)/3+(a-3b)/2=
[問題9] (X-2)²+(X-4)(X+3)=
[問題10] √18-4/√2=
解答と解説
試験問題1の解答:213
78+135
=213
試験問題2の解答:-23
足し算より、掛け算の方が計算順位が高いことに注意。まずは、掛け算を優先的に計算しましょう。
2×(-4)+(-5)×3
=-8+(-15)
=-23
試験問題3の解答:59/10
引き算より割り算の計算の方が計算順位が高いことに注意。まずは、割り算を優先的に計算しましょう。分数の割り算計算は、割る値の分母と分子を逆転させ掛け算に変換します。
5-9/25÷(-2/5)
=5-9/25×(-5/2)
=5+45/50
=5+9/10
=50/10+9/10
=59/10
試験問題4の解答:-61
(-3²)と(-3)²の違いを理解している必要があります。(-3²)の2乗は-3ではなく3のみにかかっています。よって、(-3²)は-9のことです。それに対し(-3)²の2乗は-3にかかっているので、(-3)²は9となります。あと、足し算より掛け算を優先的に計算することを忘れないように。
5×(-3²)+(-4)×(-2)²
=5×(-9)+(-4)×4
=-45-16
=-61
試験問題5の解答:-4
8-{6-(-2×3)}
=8-{6-(-6)}
=8-(6+6)
=8-(12)
=-4
試験問題6の解答:2a²
4a⁵÷a²÷2a
=4a³÷2a
=2a²
試験問題7の解答:17X-14Y
4(3X-Y)-5(-X+2Y)
=12X-4Y+5X-10Y
=17X-14Y
試験問題8の解答:(7a-11b)/6
分数の足し算をする場合は、分母の数値を合わせる必要があります。今回は、分母を6で統一するために式の左側の分数の分母と分子に2を掛けます。更に、式の右側の分数の分母と分子に3をかけることで分母を6に統一します。
(2a-b)/3+(a-3b)/2
=2(2a-b)/(3×2)+3(a-3b)/(2×3)
=2(2a-b)/6+3(a-3b)/6
={2(2a-b)+3(a-3b)}/6
=(4a-2b+3a-9b)/6
=(7a-11b)/6
試験問題9の解答:2X²-5X-8
(X-2)²+(X-4)(X+3)
=(X-2)(X-2)+(X-4)(X+3)
=(X²-4X+4)+(X²-X-12)
=X²-4X+4+X²-X-12
=2X²-5X-8
試験問題10の解答:√2
√18-4/√2
=√18-4√2/√2√2
=√18-4√2/2
=√18-2√2
=√9×2-2√2
=√3²×2-2√2
=3√2-2√2
=√2
※解説の内容が不明、不十分というのがあればコメントをください。