この問題は平成28年4月入校の東京都立職業能力開発センター入校選考試験問題の問6の解答と解説です。

問1~問4、問6に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。

実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。

都立職業能力開発センター入校選考試験問題(平成28年04月生)

問題を解くのに必要な知識

  • 特に公式等の知識は必要ありません。

問6 試験問題

ある学校の学生100人を調査したところ、学生は全員パソコンまたは携帯電話を持っていました。パソコンを持っている学生は85人、携帯電話を持っている学生は95人でした。パソコンと携帯電話の両方を持っている学生は何人ですか。

以下は解答と解説です。解答、解説を見る前にまずは自分自身で解けるか試してみてください。

解答と解説

試験問題6の解答:80人

この問題は、『パソコンだけ持っている学生は何人?』『携帯電話だけ持っている学生は何人?』という視点に気が付けば簡単に解ける問題です。

問題文から学生100人全員がパソコンもしくは携帯電話を持っていることは分かっています。

その中でパソコンを持っている学生は85人ということなので携帯電話だけ持っている学生は15人だと分かります。また、携帯電話を持っている学生は95人なので、パソコンだけを持っている学生は5人だと分かります。

この『パソコンだけ持っている学生は5人』と『携帯電話だけ持っている学生は15人』以外は全員両方を持っているということになります。図にすると下図のようになります。

集合の要素

よって、パソコンと携帯電話の両方は持っている人は次の通り。

両方を持っている人=100-(携帯電話だけ持っている人)-(パソコンだけ持っている人)
         =100-15-5
         =80

パソコンと携帯電話の両方は持っている人は、80人

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。