この問題は平成28年10月入校の東京都立職業能力開発センター入校選考試験問題の問2の(3)と(4)の解答と解説です。

問1および、問2の(1)(2)(5)に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。

実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。

都立職業能力開発センター入校選考試験問題(平成28年10月生)

試験問題 問2(3)

直線y=-3X+4 が、点(-5,a)を通るとき、aの値を求めなさい。

解答と解説

問2(3)の解答:a=19

点(-5,a)を通るということなので、X=-5、y=aを直線の式に代入します。

y=-3X+4
a=-3×(-5)+4
 =15+4
 =19

試験問題 問2(4)

図のような長方形の土地があります。横の長さは、縦の長さの2倍です。土地の中に幅4mの道路を作ったところ、残りの土地は576m²となりました。もとの土地の縦の長さは何mですか。

土地の区画図

解答と解説

問2(4)の解答:20m

元の土地の縦の長さをNと仮定すると、横の長さは2Nとあらわすことができます。

縦の長さ:N
横の長さ:2N

道路の場所を下図のように移動させます。そうすると、残りの土地の縦の長さがN-4、横の長さが2N-4とわかります。

土地の区画図

残りの土地の面積が576m²なので以下の式が成り立ちます。

(N-4)(2N-4)=576
2N²-4N-8N+16=576
2N²-12N-560=0
N²-6N-280=0
(N-20)(N+14)=0
N=20、-14

土地の長さでマイナスはあり得ないので、もとの土地の縦の長さは20m

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。