このページは平成30年広島県の職業訓練校(高等技術専門校)第1期推薦入校選考試験問題の問1~問3の解答と解説です。

問4~問7に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。

実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。

平成30年 高等技術専門校入校選考試験問題

試験問題 問1

次の計算をしなさい。

(1)485+79

(2)25-64

(3)2.1×3.7

(4)12.3÷0.3

(5)7889

(6)(1314415

解答と解説

(1)の解答:564

485+79=564

(2)の解答:-39

25-64=-39

(3)の解答:7.77

2.1×3.7=7.77

(4)の解答:41

12.3÷0.3=41

(5)の解答:172

7889
63726472
=-172

(6)の解答:3516

(1314415

=(412312415

712÷415

712×154

74×54

3516

試験問題 問2

次の各問いに文字を含む式で答えなさい。

(1)5つの連続した偶数のうち、真ん中の偶数を2nとすると、最小の偶数nを用いて表しなさい。

(2)1個90円の消しゴムa個と、1本120円のボールペンb本の代金の合計を、a、bを用いて表しなさい。

(3)仕入れ値2600円にX%の利益をつけて定価とした。定価をXを用いて表しなさい。

(4)Xmを時速bkmで歩くと、何分かかるか。X、bを用いて表しなさい。

解答と解説

(1)の解答:2n-4

連続する偶数とは、「2,4,6,8」や「12,14,16,18,20」といった並びの数字で、2ずつ増えいきます。

よって、5つの連続した偶数の真ん中(前から3番目)が2nの場合、最小の偶数はこの真ん中の偶数値より2つ前の数値なので次の通りになります。

3番目 2n
2番目 2n-2
1番目 2n-4

よって、最小の偶数は、2n-4

(2)の解答:90a+120b

合計金額=(90×a)+(120×b)
    =90a+120b

(3)の解答:2600+26X

利益額=2600×X÷100
   =26X

定価=2600+26X

(4)の解答:3X50b

この問題は、速度と距離と時間を求める公式を知っている必要があります。さらに、単位の引っ掛けがあるので注意してください。

速度と距離と時間を求める公式

速度の単位を『km/h』から『m/分』に変換します。

km/h=100060m/分
  =503m/分

時間=距離÷速度
  =X÷50b3
  =X×350b
  =3X50b

試験問題 問3

縦Xcm、横ycmの面積を24cm²とする。このとき、次の各問いに答えなさい。

(1)yをXの式で表しなさい。

(2)縦が3cmのとき、横の長さを求めなさい。

(3)横の長さが7.5cmのとき、縦の長さを求めなさい。

解答と解説

(1)の解答:y=24

少し不親切な問題ですが、これは四角形になります。縦Xcm、横ycm、面積が24cm²なので以下の式が成り立ちます。

X×y=24
Xy=24

しかし、問題はyをXの式で表せなので上記のままだと不正解となります。

y=24

(2)の解答:8cm

y=24
 =243
 =8cm

(3)の解答:3.2cm

y=24
7.5=24
7.5X=24
X=24÷7.5
 =3.2cm

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。