この問題は平成24年4月入校の東京都立職業能力開発センター入校選考試験問題の問6の解答と解説です。

問1~問5に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。

実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。

都立職業能力開発センター入校選考試験問題(平成24年04月生)

問題を解くのに必要な知識

  • 三角形の面積を求める公式

問6 試験問題

図において、Oは原点、点A、Bの座標はそれぞれ(-4,0)、(3,7)です。また、点Cのy 座標は正です。⊿AOBと⊿COBの面積が等しいとき,点Cのy 座標を求めなさい。

2点を通る直線

解答と解説

試験問題6の解答:28/3

まずは、△AOBの面積を求めていきます。
△AOBの底辺はOAの長さ4、高さは点BからX軸に垂線を下ろした線の長さなので7だと分かります。

三角形の面積

よって、△AOBの面積は次の通り。

△AOBの面積=4×7÷2
       =14・・・①

次に△COBの面積をもとめていきます。
△COBの底辺をCOとすると、その長さはC点のy座標になるので仮にyとしておきます。さらに高さは点Bからy軸に垂線を下ろした線になるので、BのX軸の値である3となります。

三角形の面積

よって、△COBの面積は次のようにあらわすことができます。

△COBの面積=y×3÷2
       =3y/2

問題文より△COBの面積と△AOBの面積は等しく、さらに△AOBの面積は①より14だとわかっています。よって、以下の式が成り立ちます。

3y/2=14

この式を解くと点Cのy座標が求まります。

3y/2=14
3y=28
y=28/3

よって、C点のy座標は28/3

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。