この問題は令和2年1月入校の東京都立職業能力開発センター入校選考試験問題の問2の(1)と(2)の解答と解説です。

問1および問2の(3)~(5)に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。

実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。

都立職業能力開発センター入校選考試験問題(令和2年1月生)

試験問題 問2(1)

6で割ると商がaで、余りが2となる値をx としたとき、x をaを用いた式で表しなさい。

※以下は解答と解説ですが、見る前にまずは、自分自身でしっかりと解いてみてください。

解答と解説

問2(1)の解答:x = 6a+2

割られる数、割る数、商、余りの関係式は以下の通りです。

(割られる数)=(割る数)×(商)+(余り)

問題文より分かっている数値を上記式に入れると以下の通りになります。

x = 6 × a + 2
x = 6a+2

試験問題 問2(2)

チョコレートを何人かの子供に配ります。1人に7個ずつ配ると9個足りません。また、1人に5個ずつ配ると7個余ります。このとき、子供の人数は何
人ですか。

※以下は解答と解説ですが、見る前にまずは、自分自身でしっかりと解いてみてください。

解答と解説

問2(2)の解答:8人

求めたい子供の人数をN、チョコレートの個数をMと仮定します。
「1人に7個ずつ配ると9個足りません。」ということなので以下の式が成り立ちます。

Nx7 = M+9 ・・・①

また、「1人に5個ずつ配ると7個余ります」という点より以下の式が成り立ちます。

Nx5 = M-7 ・・・①

①-②より
7N-5N = (M+9) - (M-7)
2N = 16
N=8

よって、子供の人数は8人

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。