平成26年度に沖縄県で行われた職業訓練の選考試験で出題された試験問題と、その解答と解説です。 本ページでは数学問題の設問【4】のみ記載しています。数学問題の設問【1】~【3】、【5】に関しては、次のページを参照してください。

沖縄 職業訓練 平成26年度 試験問題と解答 問題【1】
沖縄 職業訓練 平成26年度 試験問題と解答 問題【2】
沖縄 職業訓練 平成26年度 試験問題と解答 問題【3】
沖縄 職業訓練 平成26年度 試験問題と解答 問題【5】

具志川職業能力開発校、浦添職業能力開発校 共通

【4】3枚の異なる硬貨を同時に1回だけ投げるとき、次の問に答えなさい。

[問題1]表裏の出方は何通りあるかを求めよ。

[問題2]1枚だけ表が出る確率を求めよ。

解答と解説

試験問題1の解答:8通り
1枚の硬貨は、裏と表の2通りがあります。これが3枚あるので、出かたの全通り数は、

 2×2×2=8

この程度の問題であれば、力技で全て洗い出してもよい。しかし、職業訓練の試験は試験時間も短いのでできる限り上記の計算で解けるようにしておきましょう。

3枚の硬貨をそれぞれ、ABCとした場合

  A B C
1 表 表 表
2 表 表 裏
3 表 裏 裏
4 表 裏 表
5 裏 表 表
6 裏 表 裏
7 裏 裏 裏
8 裏 裏 表

全部で8通りありますよね。

試験問題2の解答:3/8
確立の求め方は覚えておきましょう。

 確率=求めたい出かたの通り数÷全通り数

表裏の出方の全通り数は、問題1で求めた8通りです。その内、1枚だけが表になるのは、次の3通りしかありません。

  A B C
1 表 裏 裏
2 裏 表 裏
3 裏 裏 表

よって、全8通りの内、3通りが1枚だけ表になります。確立にすると、

 確率=3÷8=3/8

※解説の内容が不明、不十分というのがあればコメントをください。