このページは埼玉県の職業訓練校・埼玉県立高等技術専門校が公開している短期コース・機械科(デュアルシステム)の平成26年度の入校試験問題とその解説です。問題は毎年同レベルで似た問題が出題されるので、過去数年分をすべて実施し、確実でかつ短時間で解けるように何度も繰り返し実施するようにしてください。

平成26年 入校試験問題【機械科デュアルシステム】

問1の問題

次の(1)~(4)の計算をしなさい。

(1)1-0.03=

(2)30.8+0.12=

(3)391÷23=

(4)27×13+33=

問1の解答と解説

以下は問1の(1)~(4)の解答と解説です。

問1(1)の解答と解説

解答:0.97

1-0.03=0.97

問1(2)の解答と解説

解答:30.92

30.8+0.12=30.92

問1(3)の解答と解説

解答:17

391÷23=17

問1(4)の解答と解説

解答:384

27×13+33=384

足し算よりも掛け算の方が計算の優先順位が高い点に注意してください。今回の問題は間違い難いですが、『31+24×14=』のように優先順位の低い足し算の計算を先にして出題されることが多いです。

問2の問題

次の(1)の分数、(2)~(4)の計算結果を小数で表しなさい。

(1)34

(2)1215

(3)23×34

(4)25÷12

問2の解答と解説

以下は問1の(1)~(4)の解答と解説です。

問2(1)の解答と解説

解答:0.75

34=0.75

問2(2)の解答と解説

解答:0.7

1215
=0.5+0.2
=0.7

足し算の場合は、分数を先に小数になおしてから足し算をした方が計算は楽になることが多い。掛け算や割り算は、先に小数になおすと逆に計算が難しくなる場合が多いので注意。

問2(3)の解答と解説

解答:0.5

23×34
11×12
12
=0.5

問2(4)の解答と解説

解答:0.8

25÷12
25×2
45
=0.8

問3の問題

次の(1)の小数、(2)の計算結果を分数で表しなさい。ただし、約分できる場合は最後まで約分すること。

(1)0.6=

(2)0.1+0.15=

問3の解答と解説

以下は問3の(1)~(2)の解答と解説です。

問3(1)の解答と解説

解答:35

0.6=610
35

問3(2)の解答と解説

解答:14

0.1+0.15=0.25
25100
14

問4の問題

次の(1)、(2)について、( )で示す単位で表し直しなさい。

(1)4,350g(Kg)

(2)2,140mm(m)

問4の解答と解説

以下は問4の(1)~(2)の解答と解説です。

問4(1)の解答と解説

解答:4.35Kg

1Kg=1000g
1g=11000Kg

4350×11000=4.35Kg

問4(2)の解答と解説

解答:2.14m

1m=100cm
1cm=10mm

1m=100×10=1000mm
1mm=11000

2140×11000=2.14m

問5の問題

次の(1)~(4)のにあてはまる数を整数で答えなさい。

(1)37+=65

(2)47×=799

(3)221÷=17

(4)23×=313

問5の解答と解説

以下は問5の(1)~(4)の解答と解説です。

問5(1)の解答と解説

解答:28

をNと仮定し計算します。

37+N=65
N=65-37
N=28

問5(2)の解答と解説

解答:17

をNと仮定し計算します。

47×N=799
N=799÷47
N=17

問5(3)の解答と解説

解答:13

をNと仮定し計算します。

221÷N=17
17N=221
N=221÷17
N=13

問5(4)の解答と解説

解答:5

をNと仮定し計算します。

23×N=313

23×N=103

N=103×32

N=51×11

N=5

問6の問題

次の(1)、(2)の問いに答えなさい。

(1)税抜きで2,800円の商品を買いました。レジで5,000円札で支払う場合のお釣りはいくらですか。ただし消費税は5%とします。

(2)18個のケーキを5人の子供に配ります。全員に同じ数のケーキを配りたい場合、1人最大何個まで配ることができますか。

問6の解答と解説

以下は問6の(1)~(2)の解答と解説です。

問6(1)の解答と解説

解答:2,060円

消費税額=2800円×0.05=140円
購入金額=2800円+140円=2940円

おつり=5000円-2940円=2,060円

問6(2)の解答と解説

解答:3個

1人に配るケーキの個数はN個と仮定した場合、以下の式が成り立ちます。

5×N≦18
N≦18÷5
N≦3.6

よって、一人4個ずつだとケーキが不足することになるので、1人最大3個までとなります。

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。