このページは埼玉県の職業訓練校・埼玉県立高等技術専門校が公開している短期コース・機械科(デュアルシステム)の平成30年度の入校試験問題とその解説です。問題は毎年同レベルで似た問題が出題されるので、過去数年分をすべて実施し、確実でかつ短時間で解けるように何度も繰り返し実施するようにしてください。

平成30年 入校試験問題【機械科デュアルシステム】

問1の問題

次の(1)~(4)の計算をしなさい。

(1)-27+(-12)=

(2)51-9×7=

(3)2.4-4.76=

(4)-3.8+2.51=

問1の解答と解説

以下は問1の(1)~(4)の解答と解説です。

問1(1)の解答と解説

解答:-39

-27+(-12)
=-27-12
=-39

問1(2)の解答と解説

解答:-12

51-9×7
=51-63
=-12

引き算より掛け算の方が計算の優先順位が高い点に注意。

問1(3)の解答と解説

解答:-2.36

2.4-4.76
=-2.36

問1(4)の解答と解説

解答:-1.29

-3.8+2.51
=-1.29

問2の問題

次の(1)の分数、(2)~(4)の計算結果を小数で表しなさい。

(1)18

(2)3514

(3)34×730

(4)47÷1621

問2の解答と解説

以下は問1の(1)~(4)の解答と解説です。

問2(1)の解答と解説

解答:0.125

18
=0.125

問2(2)の解答と解説

解答:0.85

3514
1220520
1720
=0.85

足し算や引き算の場合は、分数で計算するよりも先に小数にしてから計算する方が楽な場合もあるので、解き方の方法として頭にいれておいてください。ただし、掛け算や割り算の場合は、最後に小数にした方が楽な場合が多いです。

3514
=0.6+0.25
=0.85

問2(3)の解答と解説

解答:0.175

34×730
14×710
740
=0.175

問2(4)の解答と解説

解答:0.75

47÷1621
47×2116
11×34
34
=0.75

問3の問題

次の(1)の小数、(2)の計算結果を分数で表しなさい。ただし、約分できる場合は最後まで約分すること。

(1)0.56=

(2)0.47+2.78=

問3の解答と解説

以下は問3の(1)~(2)の解答と解説です。

問3(1)の解答と解説

解答:1425

0.56
56100
1425

問3(2)の解答と解説

解答:134

0.47+2.78
=3.25
325100
134

問4の問題

次の(1)、(2)について、( )で示す単位で表し直しなさい。

(1)34.68g(㎏)

(2)4.278m(mm)

問4の解答と解説

以下は問4の(1)~(2)の解答と解説です。

問4(1)の解答と解説

解答:0.03468Kg

1Kg=1000g
1g=11000

34.68×11000
=0.03468Kg

問4(2)の解答と解説

解答:4278mm

1m=100cm
1cm=10mm

1m=100×10=1000mm

4.278×1000=4278

問5の問題

次の(1)~(4)のにあてはまる数を整数で答えなさい。

(1)18+=72

(2)27×=297

(3)495÷=33

(4)29×=113

問5の解答と解説

以下は問5の(1)~(4)の解答と解説です。

問5(1)の解答と解説

解答:54

をXに置き換えてXを求めます。

18+X=72
X=72-18
 =54

問5(2)の解答と解説

解答:11

をNに置き換えてNを求めます。

27×N=297
N=29727
N=11

問5(3)の解答と解説

解答:15

をXに置き換えてXを求めます。

495÷X=33
33X=495
X=49533
X=15

問5(4)の解答と解説

解答:6

をNに置き換えてNを求めます。

29×N=113
29×N=43

N=43×92

N=21×31

N=6

問6の問題

次の(1)、(2)の問いに答えなさい。

(1)ノートAと、1冊の値段がそれより50円高いノートBがある。ノートA5冊とノートB2冊の代金の合計は800円である。ノートA1冊の値段を求めなさい。ただ
し、消費税は考えないものとする。

(2)1個200円のリンゴと1個60円のみかんを合わせて15個買い、代金を2,000円以下にしたい。リンゴは何個まで買えるか求めなさい。ただし、消費税は考えないものとする。

問6の解答と解説

以下は問6の(1)~(2)の解答と解説です。

問6(1)の解答と解説

解答:100円

求めたいノートA1冊の値段をN円と仮定した場合、ノートB1冊の値段は次のようにあらわすことができます。

ノートAの値段:N 円
ノートBの値段:N+50 円

ノートA5冊とノートB2冊の代金の合計が800円と言うことから以下の式が成り立ちます。

(N×5)+(N+50)×2=800

この式を解くと求めたいノートAの値段Nが求まります。

(N×5)+(N+50)×2=800
5N+2N+100=800
7N=700
N=100

よって、ノートA1冊の値段は100円

問6(2)の解答と解説

解答:7個

りんごの購入数をN個と仮定した場合、みかんの購入数は次のようにあらわすことができます。

りんごの購入数:N 個
みかんの購入数:15-N 個

1個200円のリンゴと1個60円のみかんを購入し、2,000円以下にしたいということなので以下の式が成り立ちます。

(N×200)+(15-N)×60≦2000

この式を解けば、求めたいりんごの購入数が分かります。

(N×200)+(15-N)×60≦2000
200N+900-60N≦2000
140N≦1100
N≦7.857…

よって、2000円以内で買えるりんごの最大数は、7個

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。