この問題は平成30年度生の埼玉県立技術専門校短期コース入校試験問題の問6(問1~5は国語)の解答と解説です。
問7~問9に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。
実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。
問6 試験問題
次の(1)から(10)の計算をしなさい。ただし、分数で約分のできる場合は最後まで約分すること。
(1)-27+19=
(2)6×(-2)²+(-4³)÷8=
(3)17.43+(-18.76)-8.59=
(4)-7/9+3/4=
(5)5/6÷5/14=
(6)√3×√27=
(7)-√68÷√17=
(8)一次方程式6X+12=3a(X-7)におけるXの値が4であるとき、aの値を求めなさい。
(9)一次方程式5(X-4)+(-2X+6)=19の解を求めなさい。
(10)a=2、b=-3のとき、4ab³×(-9a²)÷(-6ab)²の値を求めなさい。
解答と解説
試験問題1の解答:-8
試験問題2の解答:16
『(-2)²』と『(-4³)』の違いに注意が必要。『(-2)²』の2乗は-2にかかっているのに対して、『(-4³)』の3条は-4ではなく4だけにかかっています。
6×(-2)²+(-4³)÷8
=6×(-2)×(-2)+(-4×4×4)÷8
=24+(-64)÷8
=24-8
=16
試験問題3の解答:-9.92
17.43+(-18.76)-8.59
=17.43-18.76-8.59
=-9.92
試験問題4の解答:-1/36
-7/9+3/4
=-28/36+27/36
=-1/36
試験問題5の解答:7/3
5/6÷5/14
=5/6×14/5
=14/6
=7/3
試験問題6の解答:9
√3×√27
=√3×√3²×3
=√3×3√3
=3×3
=9
試験問題7の解答:-2
-√68÷√17
=-√2²×17÷√17
=-2√17÷√17
=-2√17×1/√17
=-2
試験問題8の解答:-4
6X+12=3a(X-7)にX=4を代入します。
6X+12=3a(X-7)
6×4+12=3a(4-7)
24+12=12a-21a
36=12a-21a
36=-9a
a=-4
試験問題9の解答:11
5(X-4)+(-2X+6)=19
5X-20-2X+6=19
3X=19+20-6
3X=33
X=11
試験問題10の解答:6
4ab³×(-9a²)÷(-6ab)²にa=2、b=-3の値を代入していきます。
4ab³×(-9a²)÷(-6ab)²
=4×2×(-3)³×(-9×2²)÷(-6×2×(-3))²
=8×(-27)×(-36)÷(36)²
このまま計算しても構いませんが、計算する前に約分できるところを約分してしまい計算を簡潔化する方が計算ミスをするリスクも減ります。
=8×(-27)×(-1)÷(36)
=8×(-3)×(-1)÷(4)
=2×(-3)×(-1)÷(1)
=6
計算の補足事項
足し算や引き算、掛け算、割り算の計算の優先順位を間違えると誤った解答になってしまうので注意してください。計算の優先順位について知りたい方は下記のページ(外部サイト)で詳しく解説しているので宜しければ参考にしてください。
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