この問題は平成30年1月入校の東京都立職業能力開発センター入校選考試験問題の問2の(1)と(2)の解答と解説です。
問1および、問2の(3)~(5)に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。
実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。
■目次
試験問題 問2(1)
62円切手と82円切手を合わせて32枚買い、代金として2144円を支払いました。このとき、買った62円切手の枚数は、82円切手の枚数の何倍ですか。消費税は代金に含まれているので考えないものとします。
解答と解説
問2(1)の解答:3倍
62円切手の買った枚数をN枚と仮定すると、82円切手の枚数は以下のようになります。
62円切手の枚数:N枚
82円切手の枚数:32-N枚
切手の代金が2144円なので以下の式が成り立ちます。
62×N+82×(32-N)=2144
62N+2624-82N=2144
-20N=-480
N=24
よって、62円切手の購入枚数と、82円の購入枚数は次の通り。
62円切手の枚数:24枚
82円切手の枚数:32-24=8枚
62円切手の枚数は、82円切手の枚数の3倍(24枚÷8枚)
試験問題 問2(2)
ある洗剤は、水道水30リットルあたり15ミリリットルを溶かして使用します。この洗剤を使用して、容器に4リットルの水道水を入れて洗濯を行う場合、洗剤は何ミリリットル必要ですか。
解答と解説
問2(2)の解答:2ミリリットル
水道水30リットルあたり15ミリリットルを溶かして使用するので、1リットルあたりに使用する洗剤の量は以下の通り。
1リットルあたりに使用する洗剤の量=15÷30
=0.5ミリリットル
よって、4リットルあたりにしようする洗剤の量は次の通り。
4リットルあたりに使用する洗剤の量=0.5×4
=2ミリリットル
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