この問題は令和元年10月入校の東京都立職業能力開発センター入校選考試験問題の問2の(3)と(4)の解答と解説です。

問1および、問2の(1)(2)(5)(6)に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。

実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。

都立職業能力開発センター入校選考試験問題(令和元年10月生)

試験問題 問2(3)

燃料1リットルで、10km走行できる車と25km走行できる車があります。燃料代金が1リットル134円のとき、この2台の車が1000km走行したとすると、燃料代金の差額は何円になるか求めなさい。ただし、税金等は考えないものとします。

※以下は解答と解説ですが、見る前にまずは、自分自身でしっかりと解いてみてください。

解答と解説

問2(3)の解答:8040円

リッター10kmの車の燃料代

1リッターで10km走るので、1000km走るのに必要な燃料の量と金額は次の通り。

必要な燃料=1000÷10
     =100リットル

燃料代金=100×134
    =13400円

リッター25kmの車の燃料代

1リッターで25km走るので、1000km走るのに必要な燃料の量と金額は次の通り。

必要な燃料=1000÷25
     =40リットル

燃料代金=40×134
    =5360円

2台の車の燃料代金の差額

2台の車の燃料代金の差額=13400-5360
            =8040円

試験問題 問2(4)

現在,父親の年齢は子どもの年齢の4倍です。20年後には父親の年齢は子どもの年齢の2倍になります。現在の父親の年齢は何歳ですか。

※以下は解答と解説ですが、見る前にまずは、自分自身でしっかりと解いてみてください。

解答と解説

問2(4)の解答:40歳

現在の父親の年齢をN歳、子供の年齢をM歳と仮定します。

現在,父親の年齢は子どもの年齢の4倍なので以下の式が成り立ちます。
N=M×4
N=4M・・・①

20年後の父親の年齢は子どもの年齢の2倍なので以下の式が成り立ちます。
(N+20)=(M+20)×2
N+20=2M+40
N-20=2M
4M=2N-40・・・②

②式を①式に代入して計算すると求めたい現在の父親の年齢Nが求まります。
N=4M・・・①
N=2N-40
N=40

よって、現在の父親の年齢は40歳

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。