この問題は令和2年1月入校の東京都立職業能力開発センター入校選考試験問題の問2の(3)と(4)の解答と解説です。

問1および、問2の(1)(2)(5)に関しては以下のページに解説をまとめているので参考にして下さい。

実際の試験の問題用紙は以下のページで確認することができます。

都立職業能力開発センター入校選考試験問題(令和2年4月生)

試験問題 問2(3)

歯数24の歯車Aと歯数60の歯車Bがかみ合って回転しています。この2つの歯車の5分間の回転数を調べたところ、歯車Aは15回転していました。このとき、歯車Bは何回転していたでしょうか。

※以下は解答と解説ですが、見る前にまずは、自分自身でしっかりと解いてみてください。

解答と解説

問2(3)の解答:6回転

歯車Aが1回転した際に、歯車Bの歯数が通り過ぎた数は24。よって、歯車Aが1回転した際に歯車Bが回転した量は2460

よって、歯車Aが15回転した場合の歯車Bの回転量は以下の通り。
2460×15
=6回転

試験問題 問2(4)

1から5までの数字を記入したカードが1枚ずつあります。この5枚のカードから1枚ずつ続けて2回ひくとき、ひいた2枚のカードがともに偶数である
確率を分数で求めなさい。

※以下は解答と解説ですが、見る前にまずは、自分自身でしっかりと解いてみてください。

解答と解説

問2(4)の解答:110

5枚のカードの中に偶数カードは2と4の2枚のみ。1枚目を引く際はまだ2枚とも偶数カードが残っているため偶数カードを引く確率は次の通り。

1枚目偶数カードを引く確率=25

次に2枚目のカードを引く際に残ってるカードは4枚、偶数カードは1枚。よって、偶数カードを引く確率は次の通り。

2枚目偶数カードを引く確率=14

よって、1枚目と2枚目連続で偶数カードを引く確率は次の通り。

25 × 14220110

※記載している解説の内容に誤りや不明な点があれば遠慮なくコメントください。